2013年2月25日月曜日

Unity本の感想

今年に発売されたUnity本(Unity4対応)を読んでみたので今日はその感想。




【サンプルスクリプトの言語】 C#
  • Unity初級者でも最初から分かるように丁寧に書かれ、6ジャンルも扱い素晴らしい!
    • 3Dシューティング
    • 3Dアクションパズル
    • ピンボール ゲーム
    • ラジコンカー ゲーム
    • プラットフォーマー ゲーム(いわゆる3D横スクロール)
    • アニメーション ゲーム
  • Unity中級者でも扱ったことがないようなテーマも触れられている
    • 日本語フォントの取り扱い
    • WebCamTexture
    • iOS/Androidネイティブ拡張機能
  • Unity4のMecanimが40ページ近く取り上げている
    • アニメータコントローラ、ブレンドツリー、トランジション
    • アニメータの制御(移動中のコライダのサイズ変更など)
Mecanimについては、知っているかぎりではUnity公式ビデオがこれまで最も詳しく、あまり日本語での情報が少ないとおもっていたが、この本をみたかぎりビデオで取り上げられているようなトピックは十分にカバーできていると感じた。
<参考:Unity公式ビデオ(Unity4.0 Mecanim)>
http://video.unity3d.com/video/7362044/unity-40-mecanim-animation

なおサンプルスクリプトについて許可なくネットワークへの配布は出来ず、商用利用は出版社へ一報が必要と明記されているのでその点は注意だ。

ちなみに、私自身はWebCamTextureは使ったことなかったのだが、ウェブカメラ専用の機能と勘違いしていたので、iPhone/Androidで使用できると知っただけでも有難い(注.文章中にAndroidでの不具合に関する記述はあるが・・・)

自分はすでにUnity初心者ではない、という人もひととおり目を通せば新しい発見はあるだろう、と思える本だ。実際、これをみて全ての機能を試したことがある、という人は十分に上級者の領域に入ってくるだろう。さらに一歩進んで、この本で触れられてないShaderLabなどカスタムシェーダやネットワークゲーム連携に挑戦すると良いとおもう。(あら、本の感想の話からずれちゃった・・・)

この本はUnity開発する人には有難い本だぜ!

0 件のコメント:

コメントを投稿

ブックマークに追加

このエントリーをはてなブックマークに追加

自己紹介

自分の写真
Unity3D公式マニュアル翻訳やってる人がスマホ(iPhone, Android)のゲーム開発しています。気軽に面白く初心者が遊べる内容がモットー。Blogでは開発情報をひたすら、Twitterではゲーム作成の過程で参考にしている情報を中心につぶやきます

ページビューの合計

過去7日間の人気投稿